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Posted by ミリタリーブログ at

2009年09月25日

JG M4 GBBその2

以前に紹介したJG M4GBBですが、マガジンが温まっているときにフルオートのサイクルが強制終了してしまう問題をそろそろどないかせんといかんな。
というわけで、まずは色々と情報を集めてみることに…
某掲示板をチェックするとどうやら、サイクルが終わってしまう原因は
「ボルトのバウンド」
らしいことが解ってきました。
ブローバックにより下がったボルトが戻り、閉鎖した瞬間ボルトが僅かに跳ね返る事によってハンマーがマガジンバルブを叩くのを阻害しているらしいです。

更に銃を観察…

イジェクションポート前部に注目。ボルト本体がチャンバーブロックにガッチリ当たり閉鎖しているのに、何故かボルトキャリアは僅かに半開きです。

本体からボルトキャリアを抜き出してみてみると…

ボルトキャリアに対しボルト本体が長すぎる様で、一番縮んだ状態でもご覧の通り赤矢印の部分に隙間が出来ます。
この長さの違いが原因してボルトキャリアが前進しきらず宙ぶらりんになり、上記の「ボルトのバウンド」に対する許容量が極端に少なくなって不調に繋がっていると思われます。

よし、じゃぁボルト本体を短くしよう。

他社のボルトキャリアに換装することも考えましたが、他社の物も同じだったら二度手間だし時間もお金も掛かるし、ざっくり立てた仮説が正しいかどうか検証するため、ノーマル品のボルトを短く加工することに。


途中すっ飛ばして、ハイ完成。
ボルト本体を前部と後部にばらし、ボルト本体前部の赤矢印部分を2mmほど削り、後部を引き出した時に付いてくるノズル状の部品も同じように切り落として、ピン穴を新造して完了!


さっきの画像と比べて赤矢印の部分の隙間がなくなっている事がお解かりでしょうか?

解りやすく上からの画像。

使用前。


使用後。


銃に組み込んでみました。何だか閉鎖不良気味だった一枚目に比べ、ちゃんと閉鎖しているのが解るかと思います。

これと発射速度の遅さの対策として、バッファーの尻尾に嵌めてた電動スプリングを外し、2chを参考にバッファーチューブに10円玉6枚を貯金してみました。

上記2点の合わせ技が功を奏したのか、フルオートのサイクルその物も、サイクルの速度も満足行く物になりました。強制終了も今現在起こりません。
あとは耐久性を只今検証中です。

JGのM4GBBのフルオートの不調に悩む方が居ましたらぜひお試しあれ。
ボルト本体のショート加工は案外簡単ですよ。まぁもし失敗しても、AGMのボルトを買ったって安いですからね。
  

2009年09月19日

自作バンパーステッカー

中東に展開する軍用車両後部にに掲げられ、何故かGP等のAR系レシーバーの定番刻印の一つである例の文章。
海外通販等ではバンパーステッカーで結構見掛けますが、国内では中々見付からないんで自作してみました。
素材は〇マダ電気のワゴンセールで見つけたインクジェット用ステッカー用紙。プリントしたあと、耐候シートを上から貼るタイプで車の外側に貼っても大丈夫な優れモノ。

色々検索したけど、英語の言い回しが違う2種類あったけど、何が違うんだろう…
画像系のソフトでは右→左へ流れる言語が上手く表示出来なかったり、アラビア語フォントに数字が無かったりと、完成までに地味な苦労や妥協もありましたが一応完成!

ちっさ過ぎて、読めるまで近づいたらアウトだろとか、そういうツッコミは無しの方向でお願いしますw


ほら…あくまで洒落ですからw  

Posted by 件 at 08:12Comments(4)自作

2009年09月12日

JG M4 GBB

みなさんおひさしぶりです。
新ネタがないもんで暫く更新をサボってました…
以前から欲しい欲しいと思っていた長物GBBですが、とうとう買っちゃいました。
Jing Gong製M4 GBB!
なんとガナーさんで64ドルというバリュープライス!
WAM4のマガジン一本よりも安いという冗談みたいな価格ですw(後に71ドルに上がっちゃったみたいですが…)
暫くは新規に銃を買うのはよそうと思ってましたが、この安さに思わずポチってしまいました。

箱の内容物は、本体、マガジン、電動ガンについてくるのと同じようなクリーニングロッド、ちょっと造りの甘いハンドガンタイプのBBローダー。取り説です。箱は邪魔だし、中華の取り説を残しておいても使い道が無いので捨てちゃいました…

んでまず外観。

かるーい!
レシーバーうすーい!
グリップからっぽー!
キャッキャキャッキャ(AA略
電動のサイズ、重量バランスに慣れてしまっていると、この辺が物凄く新鮮に感じます。
他社刻印の物をお手軽に出すためなのか、刻印部分の金型がお手軽に差し替えられるようになっているらしくて、刻印の周りにパーティングラインがあったり、バッファーチューブのお尻にプラスネジが2本刺さっているのが見えちゃったりしてますが、もうそんなの気になりません。
ハンドガードの長さは実物準拠。電動よりも僅かに長いです。

長さは良いとして、何だか太さが気になる…
左右の薄さに比べて上下方向の高さが妙にあって、魚の胴体の様。
と思って外して弄ってたら…

写真が荒いから判り難いかな…
外したハンドガードを並べて撮ってみました。遮熱板は当然のごとくありません。そして上下同パーツ。
何だか不恰好ですが、実銃にこの手のフォルムのハンドガードがあるんでしょうか?
造りのチープさから察するに、JG社の「どうせお前らすぐ取り替えちゃうんだろ?」的な雰囲気を感じますw

アウターバレルはツールマークが入り(CNCかどうかは判断できず)、打刻で刻印が入っています。
恐らくこの銃で一番コストがかかっている部分ではないでしょうか?


ボルトを正面から。パテントの問題か、はたまた弾ポロ対策のためか負圧ユニットです。
AGMとは違って、ボルト本体は黒、ローディングノズルには真鍮のパイプがはまっています。
どこかから出ている負圧化ユニットのコピーというよりも、マグナの矢羽に付くバネ組み換えによる負圧化みたいな構造です。実際バネを組み替えたらマグナになるかな?と思ってやってみましたが、矢羽自体の長さがちょっと足りず、発射方向にガスが流れませんでした(^-^;

写真がありませんがマガジンは空撃ちポジション付き、装弾数は公証50発ですが、数えたら54発入りました。
ガス漏れは今の所ありませんが海外ガスブロの例に漏れず、ガスが非常に入りにくい…
入れてる最中に横から溢れないのは良いんですが、入ってるんだか入ってないんだかよく解りません。


ロアレシーバー側。
フラッシュを焚いたらやけにゴミが付いてる様に写ってしまいました。
赤矢印で指している部分、ボルトキャッチのボルトキャリアを受ける部分にプラ片が貼り付けてありました。ボルト破損防止の為でしょうが、あっという間に角が丸まりボルトが止まらなくなったんで、銅片を貼り付けてあります。
塗装も厚ぼったくて、作動を妨げていたので、擦動部分の塗装を剥がしてスムーズアップしています。
この辺の修正をしておかないと、全弾撃ち切ってもボルトストップが掛かったり掛からなかったりとイマイチです。


リコイルバッファーはプラスティック製で超軽量です。尻尾状の部分があり、その径は電動ガン用のスプリングが丁度嵌まる様になってます。


じゃぁ嵌めてみよう。って事で短く切ったAnKのミニミ用のスプリングを嵌めてみました。

フルオートで秒間10発以下と速射砲並の連射速度の遅さでしたが、これにより僅かに速く…なった気がします…
実射性能は、少々鬼HOPですが、ゲームで何とか使えるレベルの弾道は描きます。この辺は良くも悪くもクローン元のWA譲りですね。

しかしここでマイナートラブルが発生。マグを温めてフルオート射撃をすると、2発目以降が発射されません…
ボルトとハンマーの動きを観察すると、一発目のブローバック後の閉鎖時、シリンダーにガスが残って逃げ場を失い、エアブレーキの様に作用してフルオートシアから開放されたハンマーがマガジンバルブを叩くのを邪魔している様です。
ハンマーSPかバッファーSPを強化すれば何とかなりそうですが、根本的な解決にはならなそうです…
ただでさえ燃費が悪いのにこれ以上ブローバックの負担を増やしたくないし…

さて、どうしたものか。
目指すは電動並みのサイクル、電動よりちょっと劣る程度の精度ですが、精度はともかく、サイクルは厳しいかも…


セミオンリーで使うなら必要にして十分すぎるほどの性能ですよ。撃ってもバラしても楽しいし。
WAM4にどっぷりはまる人たちの心理を垣間見た気がしますね。